こんにちは。公務員を辞めてからの人生〜erika9399blogのえりか(@__erika__9399)です。
やっと、退職金が入りました(涙)(4月22日に入金されてましした!)
5月中旬〜下旬だと思っていたので案外早かったです。
この退職金は、来年の日本一周の緊急費なので貯金します。あ〜
10万ぐらいは、既にカメラ等に消えましたが・・・笑
話は戻りまして、私の場合は年度末退職で、「退職願」を出してから3ヶ月ぐらいの期間があります。
なので、各種退職手続きも余裕を持って行うことができました。
学校現場のverなので、共通していないかもしれませんが、基本的な流れは以下のとおりです。
【退職までの流れ】
①校長へ「退職願」を提出(すでに自己申告の際に伝えていたので、共通様式をもらう)
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②1月上旬までに提出するように言われたので、提出
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③教育委員会の人事より退職手当に関わる書類の作成依頼を受ける(自分の退職手当を自分で書くのって不思議な感じでしたw)
この中には、退職手当の口座登録であったり、組合・事業団の解約など本人が記載するものがあります。
また、給与担当は、退職者情報を調べ、計算・解約関係の洗い出しをおこないます。このためにも早めに伝えることは、人事や給与担当者のためにもなります。
自分の事だけでは無く、退職(自己都合)は多くの人が関わると言う事を頭に入れておいて下さいね。
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④教育委員会へ提出(※ここからさらに大本の本部へいき、審査がおこなわれます。)
所属の給与担当から数えると確認者が沢山いる事が分かりますね。
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⑤退職手当の振込完了
簡単に書きましたが、こんなフローでしたので、退職手当の決定までには数ヶ月かかります。
なので、基本的には全ての書類の提出が終わって1〜3ヶ月後ぐらいと思ってもらえればと思います(もちろん、それ以上にかかる場合もあるので、給与担当・人事へご確認下さい。)
現在、「退職」を考えられている方がおりましたら、退職願のタイミングであったり、退職金の支給率の話について、今回はお話していきたいと思います。
※勘違いしないで頂きたいのは、退職を推奨しているわけではありません!笑
まだまだ、安泰な職業であるとは思うので、決断は慎重に!
退職願のタイミングは?
私は、12月頃だったかな・・・自己申告時(異動希望調査時)に上司に伝えました。
最後の職場は学校現場でしたので、上司は「校長」になります。
「退職します。」と伝えた所、かなり驚かれていましたが、自分のやりたいことであったり、将来的なお話もふまえ伝えました。
私は、基本的に「円満退職」と言う形で、9年間の公務員に終止符を打ちました。
私のような場合でしたら、基本ベースは退職する月にもよりますが、人事異動が決まる前には伝えておいた方が望ましいです。
※もちろん、伝えるのは管理職のみでOKです。職場全体に言う必要はありません。
基本的に、行政は「年度」単位で動いています。人事異動も基本は4月1日付ですからね。
なので、「立つ鳥跡を濁さず」で迷惑のかからない退職時期としては3月31日付退職ですね。
退職手当の計算方法(※各都道府県等の条例で支給率も調整額も違いますので必ずご確認下さい。)
これは、各都道府県によって(調整額の基準等)違いますので、条例等でご確認下さい。
今回の場合は「東京都」の場合でお伝えしますと、
退職手当=退職手当基本額(退職時給料月額✖️支給率)+退職手当調整額(※1)
計 算 方 法 | 退職手当=退職手当基本額(退職時給料月額×支給率)+退職手当調整額(※1) ※1:調整額(定年等退職者のみ支給)=退職前240月分の職責点数(※2)合計×単価(※3) ※2:点数 (例)行(一)における在職1か月当たりの点数 区分第1号区分第2号区分第3号区分第4号区分第5号区分第6号区分点数353025201510適用職級5級職4級職3級職3級職2級職1級職主な職名部長課長統括 課長代理課長代理主任主事※3:単価 1点の単価は1,100円とする。 ※4:「給料の調整額」及び「教職調整額」を受給していた期間がある者については、給料の調整額等に受給年数分の支給率を乗じて得た額を退職手当基本額に加算する。 |
---|
支給率
勤続年数 | 全退職事由共通 支給率(月数) | 勤続年数 | 全退職事由共通 支給率(月数) |
---|---|---|---|
1 | 0.9 | 21 | 24.5 |
2 | 1.8 | 22 | 26.0 |
3 | 2.7 | 23 | 27.5 |
4 | 3.6 | 24 | 29.0 |
5 | 4.5 | 25 | 30.5 |
6 | 5.4 | 26 | 32.0 |
7 | 6.3 | 27 | 33.5 |
8 | 7.2 | 28 | 35.0 |
9 | 8.1 | 29 | 36.5 |
10 | 9.0 | 30 | 38.0 |
11 | 10.2 | 31 | 39.4 |
12 | 11.4 | 32 | 40.8 |
13 | 12.6 | 33 | 42.2 |
14 | 13.8 | 34 | 42.6 |
15 | 15.0 | 35 | 43.0 |
16 | 16.6 | 36 | 43.0 |
17 | 18.2 | 37 | 43.0 |
18 | 19.8 | 38 | 43.0 |
19 | 21.4 | 39 | 43.0 |
20 | 23.0 | 40 | 43.0 |
ここで、「東京都」の場合は(※1)で記載のある通り、調整額は「定年退職者等のみ支給」となっております。
他の自治体では10年目から調整額が出る所もあったりしますので、ご自身の自治体の条例をしっかり熟読することをおすすめします!
なので、純粋に今年度辞めるとしたら、今の給料月額✖️(勤続年数の支給率)が退職手当額になるわけです。
一応、私自身も9年目と言うことで、調整額が出るかどうかで、あと1年続けるかを参考にしました。
私の場合は、30歳の節目の年に「日本一周」をしたいという夢があったので、貯金も考え、きり良く10年目にしようかと思いましたが、調べてみて調整額がないことが分かり、
1年で数十万しか多くもらえないのであれば、この1年を色んな事に挑戦して、経験値を積みたかったので、9年目で辞めることにしました。
自分から言えない・・・そんな方へ
退職したい・すると思った背景には色んな「理由」があると思います。
退職を決断せざるおえないケースだってありますよね・・・。
「今すぐ辞めたい」でも「顔を合わせたくない」など、ある方は、こんな代行サービスがあるということも心の片隅に置いておくと良いかと思います。
終わりに・・・
退職を今考えている人は、どんな目的があるかのかで決まってくると思います。
何か、明確な目的が無い場合は、一旦冷静に考える時間も必要なのかなと思っています。
ちなみに、私が夫の扶養に入らずにこのままフリーランスで進もうとしていたら、「退職」はもう少し後にしていたと思います。
そのことについては、以下の投稿で記載しておりますのでご覧ください。
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